YaST Image Creatorは、KIWIイメージングツールのグラフィカルインタフェースです(KIWIの詳細についてはhttp://doc.opensuse.org/projects/kiwi/doc/を参照してください)。Image Creatorでは、KIWI設定を新規作成するか、既存のKIWI設定をインポートして変更することで設定を完了したうえで、イメージを作成できます。上級ユーザは、設定をディスクに保存し、それを変更して手動でイメージを作成できます。
イメージを使用できるようにするには、SUSEソフトウェア開発キット(SDK)に付属のパッケージyast2-product-creatorをインストールする必要があります。このSDKは、SUSE Linux Enterprise向けのアドオン製品であり、http://download.suse.com/からダウンロードできます。「SUSE Linux Enterpriseソフトウェア開発キット」で検索してください。
製品のイメージを作成するには、次の手順に従います。
YaSTを起動してモジュールを開きます。
既存のすべてのイメージ設定が表示されます。これらをまたはできます。新規作成するにはをクリックします。
に新しいKIWI設定の名前を入力し、まったくの新規状態で作成するか、既存のKIWI設定を基に作成するかを選択します。既存のKIWI設定を基に作成する場合は、その設定へのパスを指定し、Image Creatorでインポートできるようにします。
作成するイメージの種類を作成します。この種類として、、、のオプションが用意されています。
KIWI設定の格納先とする出力ディレクトリを選択します。
64ビットアーキテクチャ上でImage Creatorを実行している場合は、KIWIで設定するイメージを強制的に32ビットアーキテクチャ向けとすることができるほか、イメージをi586専用に制限することもできます。
KIWI設定で使用するパッケージリポジトリのリストを追加します。リポジトリを新たに追加するにはをクリックします。Image Creatorを実行しているシステムで設定したリポジトリを追加するにはをクリックします。既存のリポジトリの詳細を変更する場合は、そのリポジトリを選択してをクリックします。不要なリポジトリを削除するには、そのリポジトリを選択してをクリックします。
で続行します。
次の画面には4つのタブがあります。ここでは、KIWIが対応している他の設定オプションを使用して、ここまでで得られたイメージの細部を調整できます。
タブでは、イメージのバージョンとサイズを設定でき、さらにイメージのソフトウェア選択を詳しく変更できます。イメージ上に含まれているパッケージ、ブートストラップに含まれているパッケージ、およびイメージから削除するパッケージの3つのセクションでパターンやパッケージを指定できます。
インストールする(またはインストールで無視する)パッケージまたはパターンのリストを変更するには、をクリックしてを開くと、そこで選択内容を指定できます。
タブで、イメージの作成者、説明、およびロケールの設定に関する情報を入力します。
タブでは、ターゲットシステム上で必要な新規ユーザを追加できます。
次に、イメージの作成で使用する設定を編集できます。
最後に、システム設定とスクリプトを収めるディレクトリをタブで設定します。
イメージの設定を終了した後、をクリックして目的のイメージを作成します。選択内容の確認を求めるメッセージが表示されます。確認を拒否すると、設定は保存されますが、画面は概要の画面まで戻ります。作成の続行を確認するとKIWIが起動し、進行状況を示すウィンドウが開いて、KIWIのログファイルが表示されます。
イメージが問題なく作成されると、これまでの手順で指定した出力ディレクトリにイメージが保存されます。